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義歯 Denture or edenture...?

 義歯は、失われた歯、歯を支える骨などの硬組織と歯肉、口腔粘膜などの軟組織の代わりとなる人工臓器です。したがって、義歯はこれらがもっていた機能を回復するものでなければなりません。「なぜ義歯が必要か」ということを理解するためには、口の役割についても知っておく必要があります。
     当医院での約束
    
1.硬質レジン歯を積極的に使います。
         高齢者や治療用の義歯以外、磨耗しやすい(削れやすい)レジン歯は使いません。
      2.自費を含めてシンプルな設計を心掛けます。
      3.技工士にイメージを伝え指示します。(総義歯は患者様の写真を添付し作成します。)
      4.自費で作成した義歯は納得できるまで修正・再製作します。
  • 義歯の役割

    1.口から食べること、咬むことの重要性
    @栄養摂取
    A脳の活性化
    咬むことを制限することによって、コリン作動性ニューロンが減少したり、記憶に関与しているドーパミンの大脳皮質濃度が低下して、痴呆を進行させる可能性がある。
    一方、日常生活動作(ADL)が悪化したり、痴呆になると、義歯使用率が低下する。
    2.咬むことによる平衡感覚、運動能力の向上
    寝たきりの方に入れ歯を作ってさしあげたら、起き上がって歩き出した。
    義歯装着時のほうが体の揺れが小さく、直立姿勢維持の安定化につながる。
    寝たきりの方に入れ歯を作り、食事が摂れるようにした結果、痴呆も改善して歩けるようになれば、要介護者のみならず、介護者にとっても非常に有益なことです。
  • 3.残存組織の保護
    口腔内に潰瘍ができたり、低位咬合による口角炎になり、ますます義歯を入れることが難しくなる。

    4.コミュニケーション
    義歯を装着してない時には、話し相手に自分の意思が伝わりにくく、人と話すのがおっくうになってしまい、会話、会食などの対人関係に支障をきたし、閉じこもりにつながりかねません。
    義歯には顔貌を調和させ、審美性を向上させる働きがある。義歯がないと人と会うのが恥ずかしく、また、人前で笑えなくなり、感情の表現や表情によるコミュニケーションがとれなくなってしまいます。

     

   物をかむと落ちる(はずれる)
   しゃべると外れる
   義歯の縁が当たって痛い(咬むと痛い)
   頬(唇)を噛みやすい
   舌を噛みやすい
   よだれがでる 
   噛みにくい
   発音しにくくなった
   食べ物の味が変わった
   物が挟まりやすい
   義歯が動きやすくなった
   義歯の縁が当たって痛い(咬むと痛い)
   汚れが気になる


   
   
   物をかむと落ちる(はずれる)
 上顎の全部床義歯(総義歯・総入れ歯)は吸着力を用いて安定します。一番の重要な点は後縁の封鎖性です。噛む時に左図のように後方が上に向かうと義歯の吸着が発生します。
右図は咬むと後方が浮き、吸着が失われはずれます。

対策
かみ合わせを調整する。(樹脂を足す:応急処置)
人工歯で仮のチェック時に前歯を当てない
咬む位置がずれているときには、一時的に義歯を預かり修理をする



人工歯の位置を歯茎よりも外側に設定すると、安定感が失われます。歯を喪失すると上顎の歯茎のアーチは縮小し、下顎は拡大します。

対策
咬合様式を変える
 ・内側の歯の部分だけを当てる(リンガライズド)
 ・上下の咬みあわせを変える(クロスバイト)
 
セルフチェック
人工歯の咬む部分を指で押して入れ歯がはずれる時。
しゃべると外れる

頬の動き、舌の動き(重要なのは付着位置)に対して邪魔をするような設定すると義歯の動揺が起こり、会話中や食べかすの進入が起こります。
治療前に歯周病の付着歯肉の診査と同様にチェックを行う必要があります。
また、長期に義歯を装着していないと、舌や頬粘膜が義歯を設定する部分に侵入し難易度を上げます。
 この状態では市販の入れ歯安定剤を中に入れてもまったく意味がありません。
義歯の縁が当たって痛い(咬むと痛い)
「先生!咬まなければ痛くないんですよ」よく言われる言葉です。機能しなければまったく作った時間、料金が無駄になります。
左図
歯を抜かれた状況により歯茎の形が変わります。入れ歯の中で歯茎の厚い部分と薄い部分があります。それを考慮して調整(リリーフ)しなければいけません。
右図
咬む部分に対して真っ直ぐに力を伝えることが義歯の咬み合わせでは重要です。歯茎が斜めの場合は回転運動を起こし痛みの原因になります。
作成中 頬(唇)を噛みやすい
舌を噛みやすい

本来、天然歯(有歯顎)で用いますが、義歯の内面内側と犬歯の近心(左図のマーク部を参照)を引いたラインをパウンドラインといいます。この線より内側に歯が入り込むと、舌を咬んだり、舌の横腹に傷を作る可能性があります。

対策
人工歯の位置を再設定か、飛び出している部分と、咬みやすい部分を診査し、少し削除ししっかり研磨を行う。
発音しにくくなった
食べ物の味が変わった
作成中 よだれがでる
作成中 噛みにくい

   

コバルトクロム金属床
プラスティックの入れ歯に比べ、金属を使用するため食べ物や飲み物の熱が伝わりやすく、自然に近い味覚が得られます。
また、薄く小さく馴染みやすいので違和感がなく、発音なども比較的滑らかにすることができます。人口歯には個性に合ったものを使用するので若々しい口元が得られます。
また、汚れがつきにくく、気になる入れ歯特有の臭いが少なく衛生的です。
1歯から4歯までの部分入れ歯
5歯から8歯
9歯から12歯
12歯以上
15万円
18万円
21万円
25万円



チタン金属床


金属部分をチタンにすることにより、コバルトクロムを使ったものよりも体に優しく、軽く快適な咀嚼運動が得られます。
また、金属アレルギーの方にも安心して使っていただけ、金属床の特徴を併せ持った入れ歯です。
1歯から4歯までの部分入れ歯
5歯から8歯
9歯から12歯
12歯以上
20万円
25万円
30万円
35万円

(チッ化処理込み)。不要の場合には処理料1万円減額。

ゴールド(白金加金)金属床

コバルトクロムやニッケルを使った入れ歯に比べ、金属部分を金とすることによって、腐食などによる劣化や変色がありません。
また、他の金属よりも精密に加工することができるので、より良い装着間が得られ、体にも優しく、金属アレルギーの心配もありません。
金属特有の味が全くしないので良質な熱の伝導性とともに食事をおいしくいただくことができます。

ゴールド 白金加金
1歯から4歯までの部分入れ歯 - 20万円
5歯から8歯 25万円 25万円
9歯から12歯 30万円 30万円
12歯以上 35万円 35万円

保険義歯+強化処理, 金属床のリフォーム

保険の入れ歯に部分的に金属の補強を入れることによって強度を向上させ、約4割程薄くすることができます。金属は補強だけではなく、口臭の原因を減少させまた、その適度な重さによって入れ歯を安定させるという利点を持ちます。
費用の面でも前述の入れ歯よりも経済的です。
同時に作成は違法になります。
作成後に自費で修理というシステムです。

保険治療費+¥70,000(使用金属コバルトクロム)

レジン床(保険)
プラスティックでできた入れ歯で、保険が適用されるので経済的です。
しかし、保険診療では材質、形態などの制限があります。

保険

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